【自己受容への道】エクスプレッシブライティング・書く瞑想による「本当の自分に気づく方法 その2」

前回から日にちがあいてしまいました。

本当の自分に気づく方法として、一番おすすめしたい方法を今日は書いていきます。

本当の自分に気づく方法 エクスプレッシブライティング

私は2~3年、自分の本当の気持ちがわからず彷徨っておりましたが、皆さんは半年で大丈夫です。この方法が、雲がかかったようなあなたの心を救ってくれると思います。

それは、「エクスプレッシブライティング」という方法です。

「書く瞑想」ともよばれる、この方法を、私はただ「ノート」言っています。

やり方はシンプルで、「思ったことを書く」だけです。

「脳のメモリを解放し、ノートに書き出した文字を客観的に見ることで効果を発揮」します。

パソコンも容量がいっぱいになってくると、動作が遅くなったり、途中で止まってしまったりしますよね。それを、一度頭の中から取り出すことで、軽くし、スッキリさせることができます。

ルールはひとつだけです。
「良い子にならずに本音を書くこと」です。

思考を働かせて書くのとは違います。
ただただ、脳の中身をノートに垂れ流すように、ペンを走らせてください。

日によってはA4のノートが4ページ、5ページとペンがとまらない日もあるかもしれません。日によっては、1行も書けない日もあるかもしれませんが、とりあえず毎日ノートにむかって、ペンをにぎってください。

書けない時は、今日は書きたくない気持ち、とノートに書いてもいいと思います。

ノートをやることで、「自分の気持ちを自分で客観的に理解する」ことも大切な過程なので、そんな時は「ああ、今日自分は、自分の気持ちに向き合いたくないのだな」とノートと向き合いながら、自分のことを理解すればよいのです。

元彼への執着が流れていった方法

ノートには、「気持ちを整理する」という側面もあります。

私は今回ノートを、「本当の自分に気づく方法」として紹介していますが、

例えば、

「忘れられない元彼」

「許せないあの人」

そういった人を自分の気持ちの中で整理するためにも活用していただくことができます。

私は、酷い扱いを受けていたのに、好きで執着していた元カレのことを2か月間、ノートに書いていたら、いつもまにか頭から消えていました。

その時に、何が頭の中で起こるのか、ということですが、

まずは自分の中にため込まれた気持ちを吐き出すように書き出します。

すると、本音に近い気持ちがでてくるとともに、相手のことも客観的にみられるようになります。

「Aくんの、こんなところがすきだった」

「もう一度やり直したい」

最初はこんな内容だったのに、いつの間にかこんな内容に変化していました。

「だけど本当は、Aくんのこんなところが嫌いだった」

「もっと大切にされたかった」

苦しい恋ほど、執着してしまい忘れられなかったりしますが、そんな時は、自分を傷つけた、大事に扱ってくれなかった彼の部分を、見ないふりしているのですね。

それをわかってしまったら、「彼は本当に私のことを好きだったわけじゃないんだ」という事実をのみこまなくてはならなくなってしまいますから。

それを認める時は苦しいものです。

だから、2か月くらいかかりました。

今は少しも恋しくありませんが、感謝できるようになりました。

自己受容の基本はありのままの自分を認めること

自分のもやもやっとした感情を吐き出してしまうと、その奥に本当の本音や真実が隠れています。

「どうして隠してしまったのか?」

それは、自分に都合が良いからです。
自分自身を騙して、覆ってしまえば、自分の悪い所も嫌な感情も向き合う必要はありませんからね。

自己受容の基本は、「ありのままの自分を認めること」。

ノートを通して、他者が映し出してくれた自分自身と向き合っています。

本当の自分に気づく方法は、自己受容を高める方法でもあります。

私は思考が強かったので、本当の自分の気持ちに気づくまでは半年間、ノートを書き続けました。

容易なことではなりませんでした。
なんせ毎日、自分のぐるぐるとした、感情に向き合うことになるのですから。

ノートは今5冊目です。

今までため込んできたものが多い方程、時間がかかるかもしれませんが、いろんなことにお金を使って一瞬で解決できるものなどありません。

手間はかかりますが、その代わりお金はかかりません。
半年間、ノートと自分と向き合ってよかったと思っています。

ノートをやることで、子どもの頃に持っていた「力を取り戻す」感覚がありました。自分を最大限信頼し、力を発揮できる、そんな輝く状態です。

苦しい思いがある方は、毎日ノートへの書き出しをしてみることをおすすめします。

メッセンジャーはる