ジャーナリング(エクスプレッシブライティング)での自己受容をすすめる理由

Aさん

頭の中がごちゃごちゃしていて、

常に何かに追い立てられるように生活している…

そんな方はいますか?

私は過去、そういった状況だったことが何度もあります。

そんな時はたいてい、仕事も人間関係もうまくいきませんでした。

いつも頭がパンパンで、人に認めてもらうことばかりに目がいって、自分の感情が制御できず、苦しかったものです。

私がすすめている、「エクスプレッシブライティング(ジャーナリング)」は、頭の中もすっきりさせながら、自分とうまく付き合えるようになるための自己受容を促していきます。

なぜ自己受容が必要なのか?

ではなぜ、自分とうまく付き合うために、「自己受容」が必要なのでしょうか。

そのために知っておくべきことを紹介します。

最初にあなたに質問をしたいと思います。

人間関係で、最もあなたと近い関係にいる人はだれですか?

父や母でしょうか、パートナー?それとも…

いいえ、最も近い人間関係は、「自分との関係」です。

一番大切で、身近な人間関係である自分との関係を怠ると、他者との関係もうまくいきません。

なぜなら、他者受容は、自己受容ができて初めてできるものだからです。

いつかの私のように、自己受容ができていなければ、誰かに自分を肯定してほしくなってしまいます。自分で自分を認めることができなければ、他者との関係はうまくいきません。

自己受容は、あなたが自分らしく生きるための力であり、人間関係さえも改善し、最後には人生まで変える力があるのです。

それでは何故、「書く」必要があるのでしょうか。

「書く」ことの力

書くことで3つのステップを踏むことになります。

  • 1つ目に、吐き出すこと。
  • 2つ目に、確認すること。
  • 3つ目に、上書きすること。

自分の本音に従わずに我慢してきた量が多ければ多いだけ、ため込んできた量が多ければ多いだけ、吐き出すことはあるでしょう。

数ヵ月から数年かかる人もいると思います。

しかしまずは吐き出さなければいけません。

あなたの本音は、頭をパンパンにしているエゴのその内側にあるからです。

書き出したノートを確認することで、新しい気づきがあるはずです。自分の意外な本音に気づくことになるかもしれません。客観的に自分をみることもできるはずです。

そして最後に一番大切なのは、書き出した、決して良いとはいえない感情を、黒い感情を、それすらもあなたの一部なのだと、認めてあげることです。

このステップを踏むことで、自分にokを出していくことになります。

しばらくは頻繁にできるだけ毎日書くのがおすすめです。

起こってくる出来事をどのようにとらえるか

自分の性格を変えるのは難しい、とはよくききますね。

私たちにできるのは、常にあるものをどのように見るか、ということです。

自分の心がフラットではない時、自分以外の誰かの観念をそのままもっている時、心が傷ついているとき、私たちは自分に対して不信感を抱きます。

自分の気質や性格について、「変えたい」「直したい」「でもできない」とネガティブに考える方もいらっしゃるでしょう。

何度もお伝えしますが、自分の性格を変えることは難しいものです。

しかし、捉え方を変えることはできます。

それは、ポジティブになろう、という意味ではありません。

あなたが「これさえなければ」と心の底から思っている、あなたのウィークポイントやネガティブな気質、それはあなたの長所なのです。

それを、あなたの思い込みや観念で、欠点にしているのです。

例えば、あなたのお母さんには、どんな側面がありますか?

あなたのお母さんは、あなたの母であり、あなたのおばあさんにとっては娘であり、あなたのお父さんにとっては妻ですね。あなたのお母さんの見え方は全部同じでしょうか?

どんなものにも、色んな側面があるのです。

性格も同じです。

私には「繊細である」という弱点がありました。

私には今弱点はありません。

そのかわり「人の気持ちがわかる」という強みが増えました。

良いように言い換えているわけではありません。

繊細であるという気質と人の気持ちがわかるという気質はそもそも1つの気質を表す、2つの側面なのです。

自己受容とは

あなたをまるごと認めることができて初めて、自己受容できたといえます。

あなたは、自分の欠点や黒いところさえも、認めることができますか?

私も道半ばですが、自己受容ができると、自分に対する信頼感が生まれます。

自分への信頼は何にも変えることができません。

私は、自分自身と二人三脚で生きていくことができるのです。

エクスプレッシブライティングでは、以下の4つを行っていきます。

  • 自分を癒す
  • 物の見方をみにつける
  • 自分を知る
  • 自分を受容する

というよりも、自然それが行われていきます。

まずは、自分の感情を見つめることからはじめていきましょう。

詳しいエクスプレッシブライティングの方法はこちらで紹介しています。  

  よかったら読んでみてくださいね。  はる