【自己受容とは】人生を豊かにする自己受容。I’m ok, I’m not ok.の魔法

自己受容

ありのままの自分を認め、受け入れる

「自己受容」という言葉が、よくきかれるようになりました。

それはきっと、世の中で今まで常識と言われてきたものが揺らぎつつあるために、自分の軸がなければ、上手くたっていられなくなってきたからかもしれません。

自己受容とは「ありのままの自分を認め、受け入れること」。

たったこれだけなのに、多くの方はそれができずに苦しんでいます。
私も、その一人です。

私に至っては、ありのままの私の中の「ダメな私」を何故認める必要があるのか、と、そんなレベルでした。

ダメな自分は、改善しなければいけないし、周りと比べてできないことは、人よりも努力しなければいけない。

そんなふうに考えていました。

あなたは、そんな風に考えていませんか?

もしあなたがそんなことを考えながらも、自分を受け入れられず、
人生がうまくいっていないのだとしたら、この記事をぜひ最後まで読んでください。

「ダメな自分」を受け入れる

ダメな自分を認めることができないと、何事もうまくはいかないのです。

自分を認められないのに、人をまっすぐ見ることができるはずもないのですから、
それは、当たり前かもしれません。

特に、人生でたびたび起こってくる、人間関係の問題の多くは、ここに始まることが多いと感じます。

もちろん世の中には、酷い人間もいるのですから、相手が悪いこともたくさんありますね。

しかし、ただただ自分の人生を見つめた時に、「相手が悪い」では、どうしようもないものです。

なぜなら、その嫌な相手と人生を共にし、ずっと一緒にいて、責めたところで、相手が責任をとってくれるわけではないのですから。

私もそうでしたが、一通り相手を恨みつくした後、
自分で自分の人生を好転させていくには、自分を認め、受け入れていく必要があります。

I’m ok, I’m not ok.の魔法

I’m ok, I’m not ok.

自己受容という言葉を調べるときに、この言葉が良く出てきます。

良い自分も、ダメな自分も認めていく。

私には、わかりませんでした。

先ほど書いたように、ダメな自分を認めなければいけない意味すら分からなかったのです。

そしてその意味を、誰も説明してくれませんでした。

私はひとつの人間です。

前から見て、後ろから見て、横から見て、
いろんな私の側面を、私はもっていますが、私はひとつの人間です。

良いところ、得意なところ、素敵なところももっていますが、
悪いところ、黒いところ、嫌なところだって持っています。

そして、どの側面も、私なのです。

私が私のダメな側面を認められないということは、私を否定することになります。

そして、私が自分で「ダメ」なところだと感じているところは、
見る人によっては、素敵な長所になることだってあるのです。

繊細な自分が嫌いな人はいますか?

私は、人の気持ちがわかる繊細なあなたが好きです。

「ダメ」とあなたが烙印を押しているだけで、その部分は
ただのあなたの一部なのです。

「良い」も、「ダメ」も、実はなく、ただただあなた自身を認めること。

I’m ok, I’m not ok.

これは、そういう意味だったのですね。

自分を認めるための自己受容のステップ

だから、自分を認めることには、ステップがあります。

私は図らずも、人生のどん底から立ち直っていく過程で、そのステップを踏むことができました。

まずは、自分の本音に従って生きる事。
自分が「ダメ」と烙印を押した、自分自身を愛すること。
そのために、「ダメ」を「実はダメじゃない長所」としてとらえること。

そして、どんなあなたも認めていくこと。

それが、必要なのです。

メッセンジャー はる