【自己受容への道】自分が何者かわからない人に伝える「本当の自分と生きる方法 その1」

やりたいことがわからない、人間だった

私は数年前まで、自分のことがよくわからない人間でした。

現在32歳ですが、20代の後半は、そんなよくわからない自分に苦しんでいました。

今は「本当の私とともに生きている」

そんな気がしています。

かつての私は、自分の選択を「自分のフリをしている、他の誰か」の選択だと感じていました。

しかしそれは、はっきりとそんな感覚があるわけではなく、

自分自身の感覚や選択を探そうとすると、するりと手から抜けていってしまい、なかなか捕まえることができないでいました。

生まれてから20年以上、その感覚で生きてきたので、私ではない感覚が、まるで私のフリをするのが上手になっていたのだと思います。

しかし確かに、私の中には、「いいやそれは私ではない」、

そんなふうに、自分を主張する感覚が眠っていました。

それを、強く自覚したのは、当時勤めていた会社の取材で、同年代の若者が主催するイベントを取材したときのことでした。

ご縁があり、私はそのイベントを会社の取材以上にお手伝いしていたのですが、何故かそのイベントを手伝った帰り道は、心の中が苦しくて、胸になにかせりあがってくる感覚を感じていました。

それは今思うと「焦燥感」でした。

「本当の自分がやりたいことをやっていない自分」でしたから、

自分たちが熱中していること、やりたいことに向かって、心から楽しんでいる彼らといるのは、辛かったのです。自分もやりたいことをやりたいのにできない、そんな焦りがありました。

そして、羨ましさを感じていました。

本当はそんなふうに、楽しみたいと感じていました。

それでも当時は、胸がどきどきして「会社をやめて好きなことをやろう!」と思いながらも、「じゃあこの仕事を辞めてどうやって生きていくの?」と思考が何度も私を引き留めました。

私の親は、今私が大人になって思うに、素晴らしい両親でしたが、

「仕事は手堅くしっかりと給料がもらえて安定できる仕事でなければいけない」

という価値観をもっていました。

正社員以外はありえないし、自由な仕事も良くない、

その価値観は、元々私の価値観ではないのですが、

私の価値観のフリをして、私にくっついていたようです。

他にもたくさんの価値観や思考、観念が私にはありました。

私のものではないものは、私の足をとめてしまいます。

それを取りのぞいていく作業は果てしないものがありました。

さらに困ったことに、その者たちは、私には見つからないようにと、巧妙にその姿を隠しているため、なかなか見つけることができません。

今となっては、何か物事が起こってくるたびに、「ここから得られる学びは何だろう」
「自分がまだもっている観念は何だろう?」と楽しく取り組むことができるのですが、当時がそのコツがつかめていなかったので、随分生きづらさを感じていました。

本当の自分と生きる方法

同年代の方のイベントの取材から2年はかかったでしょうか。

私の中にある自分のフリをする私に、その場所をどいてもらうため、色々と実践していきました。

占いももちろん活用しましたし、サロンに通ってソウルワークレッスンというのを受けてみたり、アクセスバーズを習ったり、ノート術を学んだり、瞑想したり、習い事をしたり。

その過程で私は、人生で得難い大切なものをたくさん得ることができました。

皆さまに提供できる技術もたくさんあります。

その中で、私が「本当の自分」の気持ちをわかるようになるまで、私が「本当の私」と生きられるようになるために、一番手堅く確実な方法をお伝えします。

それは、ノートを使って自分自身と向き合う方法、です。

これは日記とは少し違います。
また、ノート術とも違います。

そして、思考法、とも少し違うように思います。

私もある方からのすすめで、このノートをやり始めたのですが、
やり始めてから2か月ほどで、頭がすっきりしてきたのを覚えています。

常に自分の頭の中を占拠していた思考が片付き、その中にある自分が見えてきたのを感じました。

少し長くなってしまったので、その詳しい方法については、次のブログで紹介したいと思います。

メッセンジャー はる